はじめに
システム構築案件が立ち上がったときにインフラ担当としてまずやっていることをメモしました。抜け漏れはあります。
やったこと
1. スケジュール・マイルストーン確認
- マスタスケジュール
- 他システム、アプリ含めたスケジュール
- → 全体の整合性を確認
- インフラ構築スケジュール
- 顧客、関連ベンダ含めた役割分担を認識合わせするため
- 特にテストフェーズ
- 仕様書作成
- 環境構築
- テスト実施
- テスト結果レビュー、etc
- 特にテストフェーズ
- マイルストーン確認
- 対顧客、対アプリチーム
- アプリチームへの環境引き渡しタイミングなど
- 環境利用計画確認
- 何面作ることになるか。いつまでに必要か。
- 顧客、関連ベンダ含めた役割分担を認識合わせするため
- → いつ誰が何をやるか、明確に
2. 成果物確認
- 非機能要件定義書
- 基礎数値表等
- インフラ基本設計書
- システム化方針
- 全体システム俯瞰
- アーキテクチャ構成
- ネットワーク構成
- ハードウェア構成
- ソフトウェア構成
- 処理方式概要
- 製品・技術要素選定根拠
- 監視設定一覧
- 死活監視
- ログ監視
- リソース監視
- バックアップ・リストア・改廃設定一覧(運用設定書)
- 運用設計書
- システム概要(サービス対象範囲)
- 運用体制
- 運用方針(サービス時間等)
- 運用業務詳細
- 運用作業手順書
- リソース拡張
- 監視設定追加・非監視設定
- デプロイ
- リストア
- 非機能テスト仕様書
- ソース
3. 直近のタスク確認
ヒアリング事項整理
- 役割分担、制約条件をまず確認する
役割分担
- Who: 担当者、関連ベンダ確認
- Where, How: 作業担当スコープ整理+環境アクセス方法・モジュール連携方法確認
- アカウント契約
- DX契約
- 構築作業
- When: マイルストーン確認
制約条件
- 非機能要件定義フェーズで考えること
- 特に
# その他(基本設計に向けて)
- 特に
4. wiki整備(内部向け)
- アプリ担当者向け
- 環境構成図
- 接続情報
- 障害対応手順
- インフラ担当者向け
- 開発規約
- ネットワーク
- セキュリティ
- デプロイ
- 監視
- バックアップ・リストア・改廃
- テスト
- 運用
5. WBS作成
- 非機能要件定義作成
- インフラ基本設計書作成
- アカウント作成
- ストレージ
- ネットワーク
- ルーティング
- サービス
- データストア
- 運用環境(デプロイ)
- 運用環境(セキュリティ)
- 運用環境(監視)
- 運用環境(バックアップ・リストア・改廃)
- インフラ単体テスト
- インフラ結合テスト
- 性能テスト
- 障害テスト
- 運用テスト
- 運用設計書作成
- 運用作業手順書作成
- 運用引き継ぎ
インフラエンジニアとしての心構え
- システム(環境)全体を見れる立場から、早めにリスクを検知して潰し込み、リリースに着地させる義務がある
- プロジェクトは想定通り行かない。想定外の事象が発生したときに、影響調査をして、誰がいつ何をすべきかを整理してインプットしていく。
- 浮いてるタスクを検知し、論点を明確にした上で選択肢とメリデメを提示&ポジションを取る。