はじめに
- SCRAM BOOT CAMP THE BOOKを読んで、実際に業務にスクラム(ぽいもの)を導入してみました。
スクラム開発とは
アジャイル開発のやり方の一つ
「事前に全てを正確に予測し、計画することはできない」ということが前提となるプロジェクトにおいて、
・おおよその全体像はちゃんと明らかにしつつ、
・優先度(重要度が高い、リスクが高い)を常に整理しておいて、
・もちろん直近の作業は詳細化して取り組みつつ、
・こまめに期間を区切って継続的な関係者のフィードバックを得ながら計画を修正していくことで、
要求の分析や設計などに必要以上の時間をかけないように進めていく。
やっていること
1. 『プロダクトバックログ』のベース作成(by PO)@PJのはじめ
- やること
- 実現したい要求をリストにして並び替える
- ストーリー/デモ手順(完了要件)/見積もり/スプリント
- 見積もり/スプリントについては「スプリント計画ミーティング」にて記載する
- ポイント
- 優先度順をきっちり決めておく
2. 「スプリント計画ミーティング」(by PO/SM/Devチーム)@スプリントのはじめ
- やること
- ポイント
- 見積もり工数はフィボナッチ数で(不確実性を吸収)
3. デイリースクラム(by SM/Devチーム)@毎日
- やることとポイント
# 目的 * スプリントのゴールを達成できるか検査する * 残作業の追跡 # アジェンダ * PJ概況 * 前回のデイリースクラムからやっていたこと * 次回のデイリースクラムまでにやること * 問題点 # 備考 * 15分厳守。問題点の話し合いは別途枠を設ける。 * Issueをメンテする。 * 「他の人に共有すべきこと」に重点を置く。
4. 開発(by Devチーム)@毎日
略
5. スプリントレビュー(by PO/Devチーム)@随時
- やること
- デモを実施し、完了要件を満たしているか確認する
6. スプリントレトロスペクティブ(by SM/Devチーム)@スプリントのおわり
- やること
- 振り返り
- 予定と実績
- 予定と実績の乖離を元に、KPT振り返り
- 振り返り
- ポイント
- 次のスプリントをよりよく進めるための振り返り