nokoのブログ

こちらは暫定のメモ置き場ですので悪しからず

アーキテクチャの比較検討フェーズで考えること

はじめに

アーキテクチャの比較検討をするときにすること

No 検証観点 タスク アウトプット 備考
1 インフラ構築の工数コスト インフラ構築 ・インフラソース
・インフラ構築手順書

2 アプリ開発工数コスト アプリ構築 ・アプリソース
・アプリ改修ポイントまとめ
・ベースアプリ(ローカル環境でコンテナで開発)からの変更点、工数
3 動作可否 動作確認 ・動作確認エビデンス
・構成図
ミドルウェア含め、end-to-endで処理が動作するか確認
4 性能 簡易性能テスト ・簡易性能テストエビデンス ・最もCPU負荷、GPU負荷がかかりそうな処理でテスト
・下記を計測
 ・リソース使用率(CPU、メモリ、GPUGPUメモリ)
 ・スループット、レイテンシ
・最適なインスタンスサイズを見つける
5 料金コスト コスト見積もり ・コスト試算表 ・4の結果を踏まえて、コスト見積もり
6 運用作業の工数コスト(スケール) 運用機能調査・検証 アーキテクチャ案比較検討表 ・手法の調査(必要に応じて実装、検証)
・無停止で実現できるか
7 運用作業の工数コスト(デプロイ) 運用機能調査・検証 アーキテクチャ案比較検討表 ・手法の調査(必要に応じて実装、検証)
・無停止で実現できるか
8 運用作業の工数コスト(監視) 運用機能調査・検証 アーキテクチャ案比較検討表 ・手法の調査(必要に応じて実装、検証)

補足

性能テスト

  • アクセス数を増やしていったごとに、スループットとレスポンスタイムがどうなるか(グラフ化する)
    • アクセス数: スレッド数、ランプアップタイム、ループ数
  • 性能テストを実施する前に、下記がサービスの制限にかからないかを確認しておく
  • 負荷をかけるクライアント側がサチらないように注意